2023年6月20日
本日、6月20日は本校の開校記念日です。現吉田中学校(統合吉田中学校)として、今年で56回目の開校記念日を迎えました。
現在の吉田中学校は、昭和42年(1967年)4月に上吉田中学校(第二教場)、旧吉田中学校(第一教場)が統合しスタートしました。翌年には太田部中学校(第三教場)が統合され、生徒数595人、18学級となりました。中学校としては統合をしていましたが、新しい校舎がまだ完成していなかったため、それぞれの校舎を統合吉田中学校の第一から第三教場として授業を行っていたとのことです。
昭和44年(1969年)には新校舎(現在の北部共同調理場の位置)が完成しました。6月20日が開校記念日となっているのは、この新校舎建設の起工式(地鎮祭)行われ、建設工事が始まったのが昭和42年6月20日であったことによるのです。

昭和44年3月4日、完成した吉田中学校の新校舎に旧校舎からの様々な資材等の移転が完了しました。翌3月5日、旧吉田中学校(第一教場)と上吉田中学校(第二教場)の生徒併せて563名が入校し、授業が開始されました。実際の授業が新校舎で始まったのはこの日からでした。
昭和44年4月8日には吉田中学校美吉寮が開設され、太田部中学校(第三教場)から29名が入寮しました。
昭和45年11月25日には吉田中学校の校歌と校旗が完成、翌26日に校歌発表会、校旗推戴(すいたい)式、歌碑除幕式を行いました。
→ ①校歌について ②校章について
合併後の平成19年(2007年)に現在の校舎に移転し、これまで4999人の卒業生を輩出してきました。統合当時の様子を伝える「広報よしだ」には、土地を提供していただいた方々や、町の人々の学校に対する熱い思いが伝えられており、その思いは50年以上を経た現在でも変わらずに受け継がれています。(本校の歴史については、本ホームページの「沿革」もご覧いただければと思います。)
→ 吉田中学校沿革
統合当時595人だった生徒数は、今年度は97人となり、およそ6分の1の規模とはなりましたが、50年以上を超えて受け継がれてきた地域の皆様の学校に対する思いを、再認識する日となればと思います。
なお、平成29年に秩父市立小・中学校管理規則が一部改正され、以前は休業日となっていた開校記念日は平成30年度から通常の授業日となっています。