令和７年度　秩父市立吉田中学校学校経営方針

 １　教育目標等

⑴　学校教育目標　　　　学び　鍛え　高め合う生徒

⑵　目指す学校像　　　   「吉田に学び　吉田を誇る　笑顔・感動・夢のある地域と共にある学校」

　　＜具体像＞

　　・生徒が自己の良さや成長を実感できる学校

　　・生徒の自立する力が身に付く学校

        ・地域や社会に貢献できる生徒が育つ学校　　　　

⑶　目指す生徒像

　　・吉田だいすき、吉中だいすきな生徒　　

　　・自ら判断し、よりよく行動できる生徒

⑷　目指す教師像

　　・情熱を持ち、率先垂範する教師

　　・生徒一人一人を理解し、大切にする教師

　　・常に笑顔で、夢を語れる教師

 

※【増田玄次郎先生遺訓】         百の説法より一の実行尊く 　　百の訓言より一の教師師範に真価あることを忘るべからず 　　“不言感化”こそ教育の真髄なり

２　学校経営方針

⑴　「新学習指導要領」「第４期埼玉県教育振興基本計画」「秩父市学校教育推進プラン」などの趣旨を踏まえ、『吉
      　中生に育成を目指す１０の資質・能力』の育成を目指した教育活動を実践する。
⑵　  職員全員で協働し、学校運営参画意識を高める運営を推進する。
⑶　「報告・連絡・相談・見届け」の励行により、風通しのよい職場を確立する。

⑷　 環境・施設等の整備を進め、快適で安全・安心な学校づくりを推進する。
 ⑸　家庭・地域・小学校等、各関係機関との積極的な連携を推進する。　　　

３　今年度の重点（重点事項 → ○努力目標 → ・具体的手立て）

⑴　重点目標１　確かな学力の育成と個に応じた指導の推進

　○主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善

　　・「令和版チチブチャレンジ」の視点に基づく授業実践

　　・学習規律を確立し、動と静を意識した集中できる環境づくり

　　・授業力向上を目指した相互授業参観の充実

　○ 基礎的・基本的な学習事項の確実な定着とその見届け

　　・個別最適な学びに向けたタブレットの効果的な活用

　　・学力定着に結びつく自学の習慣化と、学習サイクルの構築

　　・各学習状況調査等の分析と効果的な活用

⑵　重点目標２　望ましい人間関係に基づく、心豊かな生徒の育成

　○ 自他を尊重し、自立する生徒の育成

　　・思いやりや性の多様性を尊重する心の醸成を図る道徳教育や人権教育の推進

　　・支持的風土のある学年・学級集団づくり

　　・日常的な「時・場・礼」の意識化と徹底

　○ 積極的な生徒指導・教育相談の推進（職員全員の情報共有・共通理解）

　　・生徒一人一人に寄り沿った、組織的な生徒指導・教育相談体制づくり

　　・関係機関と連携した、組織的・計画的な特別支援教育の充実

　　・生徒会本部や専門委員会を中心とした生徒主体の活動推進

⑶　重点目標３　自ら心身を鍛える健康な生徒の育成

　○ 主体的な体育的活動による体力向上の推進

　　・保健体育の授業や体育的行事の充実

　　・生徒の心身の成長及び主体性を育む部活動の充実

　○ 基本的な生活習慣の確立と健康管理への意識向上

　　・タブレット使用ルールやネットトラブルに係る指導の充実

　　・清掃指導（自考清掃）、給食指導、食育指導の充実

⑷　重点目標４　未来を生き抜き、人生を切り拓く力の育成

　○キャリア教育・職業教育の推進

　　・地元企業と連携した職場体験の充実

　　・地域の教育力を活かした農業体験や伝統芸能伝承学習の実践　　　　

　　・夢や目標を意識化し、学ぶ意欲の原動力となる取組の実践

　○主体的に社会参画する力の育成

　　・多様な考え方をもつ人との協働的な学びの実践　

　　・授業等での学びを地域や社会貢献につなげる取組の実践

　　・各種ボランティア活動への積極的参加の促進

⑸　重点目標５　家庭や地域に信頼される学校づくりの推進

　○ 積極的な情報発信による教育活動の「見える化」

　　・ 各種たよりの適時発行や学校ホームページの充実

　　・ 学校公開（授業・行事）、授業参観、保護者会の定期的な実施

　　・ 教育活動が見える校内掲示の整備及び充実

　○ 生徒の健全育成を目指した地域との連携強化

　　・ ＰＴＡ、学校運営協議会、地域人材との連携・協力

　　・ こども園、小学校、高等学校及び特別支援学校との連携・交流

　　・ 市教育相談室、子育て支援課、警察、児童相談所等関係機関との連携

⑹　重点目標６　危機管理・事故防止の徹底

　○ 危機管理体制の整備・充実

　　・ 定期的な安全点検による危険箇所の早期発見・早期対応

　　・ 交通安全指導の徹底、見届けと防災教育の推進

　　・ 危機管理マニュアルの再確認と随時更新及び活用

　○ 教職員の服務規律及び不祥事防止の徹底

　　・ 風通しの良い職員室づくり（報告・連絡・相談・見届けの徹底）

　　・ 倫理確立委員会の実施によるコンプライアンス意識の向上

　　・ 複数の目による校内チェック体制の整備