2025年2月3日
2月3日には、1年生たちが丹精込めて育てた「借金なし大豆」を使っての味噌づくりを行いました。
これまで大豆づくりのご指導をいただいてきた地元農家の方々を招き、本日も丁寧に味噌づくりを教えていただきました。
指導者の方々には、大きな釜に前日から水に浸した大豆を入れ、その釜をかまどにセットし、昨日から準備していた薪を燃して、大豆の煮る作業を朝早くから行っていただきました。丁寧に灰汁を取りながら大豆が柔らかくなるまで煮込む作業を数時間。その途中には、1年生たちが外に出てかまどの周りに集まり、薪をくべたり、浮き出てきた灰汁取りなどをしたり、煮汁をいただいたりと貴重な体験をすることができました。

また、昨年度の1年生、つまり今年度の2年生が11月に樽から出した味噌を使って、豚汁を北部共同調理場の皆さんにつくっていただきました。本日の給食のメニューになりました。お世話になった2年生が指導者の方々と一緒に給食を食べました。「いつもより甘い味がしておいしい」と好評でした。

午後、そのようにして軟らかく煮た大豆を使って、いよいよ1年生たちにとっての初めての体験、味噌づくりのスタートです。ファスナー付きのプラスチック製の袋に煮た大豆を入れ、一人一人が大豆を手でつぶす作業を行いました。十分に大豆がつぶれたら、麹や塩をよく混ぜます。次にそれらを玉のように丸めていく作業を、とても楽しそうに行っていました。玉にした味噌を樽に詰めていく作業も見ものです。空気が入らないように味噌の玉を投げ込むように入れていくのが、味噌づくりのクライマックスです。味噌玉を樽に敷き詰めたら、樽に蓋をして、10か月後の開封を楽しみにメッセージを書き込みました。さあ、今回の味噌はどのように美味しくなるか、今から楽しみですね。

最後に指導者からお話をいただき、代表の生徒がお礼を述べました。

今年度1年をとおして、大豆の栽培そして味噌づくりまでご指導いただいた地元の方々には心より感謝申しげます。ありがとうございました。吉田中の1年生たちはこの取組を通して、大豆の種植えから収穫、脱穀そして味噌づくりという経験を経て、普段何気なく食べている味噌というものが、大変な時間や労力をかけてできるものだということを理解できたことと思います。物を食すということが簡単なことではないことを少しでも実感できることで、「食への感謝の心」が醸成されていくことと期待しています。このような貴重な学びの機会が得られたことには、地元の方々の協力があってこそです。吉田中学校の教育活動が地元の方々に支えられていると改めて感じた1日となりました。どうもありがとうございました。