2025年10月9日
保健体育の授業では、現在「柔道」の学習を各学年で進めています。
平成24年度からは、武道を含めたすべての領域が必修化された中学校新学習指導要領が全面実施となり、中学校の保健体育の授業における武道については,日本固有の武道の考え方に触れることができるよう,柔道,剣道,相撲,空手道,なぎなた,弓道,合気道,少林寺拳法,銃剣道などから、学校や地域の実情に応じて履修することとなっています。
武道には特有のものの見方考え方があります。
一つは、武道と欧米発祥のスポーツの性格には共通する部分が多いのですが、人間形成を目指す教育としての武道は欧米発祥のスポーツと異なるという主張があります。
二つは、武道では、「礼に始まり礼に終わる」といわれるように、「礼法」を特に重要視しています。試合などの前の高ぶる気持ちを抑えたり、試合などにおける激しい攻防の後、まだ心理的な興奮が静まっていないときでも、その興奮を抑えて、正しい形で丁寧な「礼」を行うことが求められます。「礼」を重んじ、その形式に従うことは、自己を制御するとともに相手を尊重する態度を形に表すことであり、その自己制御が人間形成にとって重要な要素であると考えられています。
三つは、武道における試合を行う者同士の関係は、「道」(人間としての生き方、在り方)を共に学び合う仲間同士であり、敵と味方という対立的なものではないという考え方があります。自分が勝つことのできた試合を成立させたのは、共に学び合う相手があったからであり、さらに互いが目指す目標は「道」を極めることであって、試合の勝敗のみにこだわることは慎むべきであるという考え方が重視されているのです。いわば伝統的なものの見方、考え方であるとともに、それに基づく伝統的な行動の仕方であると言えるでしょう。
難しいことはさておき、今日の柔道の授業では、ゲストティーチャーが2名登場!校長先生と新井先生!2名とも有段者で柔道の達人!投げ技「大腰」の見事な示範動作に生徒も目を輝かせて見入っていました!















