秩父市立高篠中学校

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巻頭言

志の乃め 巻頭言 -「探究 誠実 協創 ― 一人一人の問いが、学校を動かす」-

2025年4月16日

 今年度も、生徒の皆さんの学校生活を見守る中で、日々の成長と挑戦を頼もしく感じています。校長室から望む武甲山は、変わることなくこの秩父の地を見守り続けています。その姿は、本校が大切にしてきた伝統と、未来へ向かう歩みとを重ね合わせているようにも感じられます。

 本校には、「一流のあいさつ」「無言膝つき清掃」という高篠中ブランドがあり、これは諸先輩方が築き上げ、今の皆さんへと受け継がれてきた誇るべき文化です。こうした伝統を大切にしながら、今年度の生徒会は、新たなスローガンとして「探究 誠実 協創」を掲げ、学校をより良くするための取組を進めています。

 生徒会では、まず本校の現状を分析し、「賢く・優しく・逞しく」という学校教育目標の視点から課題を見つめ直しました。学びに向かう力、周りを見る力、そして主体的に行動し発信する力――これらは、これからの社会を生きる上で欠かせない力です。その力を育てるために、生徒会が中心となり、学力向上の取組や意見を学校生活に生かす仕組みづくり、リサイクルプロジェクトなど、仲間と協力しながら具体的な行動を起こしています。

 「探究」とは、自分たちの学校をより良くするために問い続ける姿勢です。「誠実」とは、仲間や自分自身に正直に向き合い、日々の行動を積み重ねることです。そして「協創」とは、立場や考えの違いを越えて力を合わせ、新しい価値を生み出すことです。この三つは、生徒会活動に限らず、皆さん一人一人の学校生活そのものに通じる大切な考え方です。

 伝統を守り、受け継ぐことは大切です。しかし同時に、現状を見つめ、考え、行動し、より良い形へと進化させていく力が、これからの時代には求められます。「探究 誠実 協創」のスローガンのもと、全ての生徒が主役となり、互いに支え合いながら成長していく高篠中学校であることを期待しています。

 この「志の乃め」もまた、本校の歩みとともに歴史を刻んできました。本誌を通して、生徒の皆さんの挑戦や成果が多くの方々に伝わり、本校への理解と応援がさらに広がることを願っています。これからの生徒会の取組と、皆さんの活躍を心から楽しみにしています

                                               秩父市立高篠中学校 
                                                  校長 飛川 成正

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