秩父市立吉田小学校は、今から約900年前、秩父十郎武綱の居城の跡地に立つ風光明媚な学校です。 また、明治23年から大正11年にかけて32年間、校長を務めた初代増田玄次郎校長の教えが「不言感化の教育」として、名を広めた学校であります。吉田地区は、明治17年の秩父事件、龍勢祭りなど歴史と文化の街です。学校にも大伴部少歳(おおともべのおとせ)の万葉歌碑、樹齢800年の大欅があります。地域や保護者からの信頼に支えられています。
令和6年度は、「あきらめず努力する子」をめざす児童像に「不言感化の教育」を礎としつつ、児童が誇りと自信を持ち活動する学校、保護者に信頼され、地域の誇りとされる学校をめざし、全職員一丸となって取り組んでいきます。ハイ(返事)、ニコ(あいさつ)、ピン(よい姿勢)!のはなまる三ヶ条を合い言葉に、コツコツと粘り強く学び、自分の考えを持つことができる児童を育成します。 保護者の皆様、地域の皆様、吉田小学校に対して温かいご支援とご協力をお願いいたします。 秩父市立吉田小学校 校長 中山浩一