5月19日には1年生の国語と理科の授業を参観しました。
国語の授業では、本時のねらいを「説明文の基本構造を知ろう」とし、教科書本文を読んで、説明の工夫などをペアやグループで意見を出し合いながら考える授業でした。最後には各グループで話し合った内容を学級全体で発表・共有し、説明の仕方の工夫をまとめました。生徒たちは50分の授業で自分の考えを整理し、友達と対話で意見交換しながら、めあてに迫る文の基本構造にについてアクティブ且つじっくりと考えることができていたようでした。
理科の授業では、植物の授業を行っていました。「花が咲かない植物はどうやって仲間を増やすのだろう」という課題の下、シダ植物やコケ植物について学ぶ授業でした。この授業の前に花を咲かせる植物のことについて学んできた生徒たちは、その植物との違いを比較することをとおして学びを深めている様子でした。先生が採取してきた実際の「イヌワラビ」の胞子を顕微鏡で観察している生徒たちからは「おー!」「なんだこれは!?」「胞子がいっぱいついてる!?」などの驚きや感嘆の声があがりました。理科の授業には初めての発見や感動がありました。最後に実験道具を片付ける場面では、きれいに顕微鏡を並べて返却している1年生たちの姿勢は素晴らしいと感じました。