2024年11月21日
11月21日には、現2年生が1年生の時に仕込んだ味噌樽の開封を行いました。2月から約10か月かけてじっくり発酵させた大豆は、開封すると見事美味しそうな味噌になっていました。樽を開ける瞬間は皆息をのむように見守っていましたが、ふたを開けたとたんに味噌の豊潤な香りが広がりました。味噌の上に溜まる「みそたまり(みそだまり)」もできていました。
生徒たちは地域の指導者の方の教えをよく聞いて、開封作業から、分配、軽量などテキパキとこなしていました。できた味噌を各生徒が自宅に持ち帰り、美味しい味噌を使った料理を味わったことでしょう。
1年生の6月に植えた種が味噌になるまで、約1年半、自分の口に運ばれるまでにいかに時間がかかるか、大変なのかを体験した2年生たちでした。きっと食べ物を大切にするという気持ちも成長したことでしょう。
これまで丁寧に優しく農業体験から味噌づくりまでご指導いただいた指導者の皆様ありがとうございました。